レビュー

【なろうレビュー】モブな主人公 〜小説の中のモブだけど問題がある

おすすめ度


感想

ローファンタジー小説を探していたときに当作品に出会いました。

少し説明が難しいのですが、アニメ化やゲーム化もされた小説の中の世界が舞台となっており、管理人の理解が間違っていなければゲームの世界に主人公が転生するお話…だと思って見てます。

この一見ややこしい設定にもちゃんと意味があります。

ネタバレ気味になってしまいますが、この世界に転生した人間は主人公一人ではありません。
主人公はゲームを主な知識源としていますが、もう一人の転生者はアニメを主な知識源としています。

この認識の食い違いによって起こるトラブルこそが、この作品の見所の一つと言えるでしょう。

作品を見る前に認識しておいていただきたいことがいくつかあります。

一つは、成人男性 → 少女の転生であるということ。

女性主人公は問答無用で見ないという読者もいらっしゃるかと思いますが、ごちうさを見ていたような方々でしたら心ぴょんぴょんするようなほっこりなやりとりがあるので一見の価値有りかと思います。

もう一つは、語尾が特徴的であること。

「〇〇だなっと」というように、言葉の最後にはよく「っと」が付きます。

管理人は特徴的な喋り方をする主人公はあまり好きではなく、当作の語尾にも最初は忌避感を持っていたのですが案外すぐに慣れました。
読み進めていくと全然気にならなくなったので、違和感をもたれる方もいらっしゃるかもしれませんがそこが次第に味になってくるかと思います。

主人公の力は未知数ですが、最新話(106話)までに何度も俺tueeeやってくれてます。

ちなみに、内容を箇条書きにするとこんな感じです。

  • ゲーム内転生
  • 日本の貴族社会
  • 女性主人公(少女)
  • 俺tueee
  • ダンジョン
  • 暗躍

あらすじ

モブに転生。それはだいたい転生から始まるよな? でもこの展開、すこーしおかしくないか? ほとんどの者たち、俺はモブだと悲しむが、その後の活躍で、主人公を喰う活躍をする。そりゃそうだ。だって、ストーリーを知っており、早くから努力するんだから当たり前の話だ。
だから、こう表現するのが正しい。
俺はモブな主人公に転生したんだなっと。
俺は転生した。モブな主人公に。
正しく言うとだ。人気小説のモブに転生した。ストーリーには全く出てこない者だ。
おいおい、それじゃモブですらないじゃねーかとツッコミが来てもおかしくない。
だが、その小説、人気でね。ゲーム化したんだ。
で、俺はゲームの………。

ここが最高!

自由奔放な主人公

ゲーム知識からくる強さ

見応えのあるバトルシーン

偉そうに言って良いのなら…

●気にならなくなるとは言ったものの、改めて見ると語尾がやっぱり気になる…