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感想
ざまぁ系の小説を探していたときに当作品に出会いました。
剣と魔法の世界への異世界転移系ですが序盤にわかりやすいチートは得られなかったパターンの作品です。
そのため、序盤から俺tueee的な展開というわけではなく、死に瀕する様な苦しい展開がそこそこ続きます。
とはいえ、見ていてストレスが溜まる様なことはなく、ゲーム脳な主人公ならではの方法で魔物を倒して着々と強くなっていきます。
冒険者ランクでいうと、EランクからBランクへのランクアップはあっという間なイメージでした。
戦闘シーンで言うと、キングアントとの戦闘は胸熱です。
是非ともアニメーションで観たいところ。
物語の中核に位置する6柱の女神様が頻繁に登場するのですが、女神様たちとの関わりが深くなっていく箇所は読者を選びそうな気がしています。
管理人は少し中だるみを感じてしまいました。
しかし、主人公が着々と強くなっていく様子や異世界転移お決まりのざまぁ展開が面白いのと、主人公の心理描写が巧みだったため一気に最新話(248話)まで読んでしまいました。
スキルやスキルレベルの設定が詳細に詰められている印象を受けますが、管理人はおそらく全て把握できておりません…
それでも話に置いていかれることはないので、少しくらい読み飛ばしても安心して読み進めることができるのも管理人的には素晴らしいポイントです。(作者の新人様には大変申し訳ございませんが…)
ちなみに、内容を箇条書きにするとこんな感じです。
- 異世界転移
- ダンジョン
- 冒険者
- 6柱の女神
- ゲーマー視点
あらすじ
ある日、元ゲーマーだった営業マン「間宮 悠人」は、『見つけた』という言葉と共に謎の空間へと引き込まれてしまう。
そこが異世界への入り口だと知るも、得られた異世界らしい能力は「若返ること」と「ステータス画面を見られること」の二つだけ。
チートスキルも何もないまま、気付けばまったく知らない世界へと放り出されてしまっていた。『見つけた』という言葉は何を意味するのか―――
武器とスキルと魔法が活躍する新しい世界で、『廃人』という不名誉な称号を得るほどにまでやり込んだゲーム知識と忍耐力。
そしてセンスは無くとも努力だけは怠らなかった営業マンの知識を武器に、まずは生き抜くための一歩を踏み出していく。
ここが最高!
●着実に強くなっていく主人公にワクワクする
●ざまぁ展開がスカッとする
●省略詠唱が香ばしい
偉そうに言って良いのなら…
●女神様と懇意になっていく部分に中だるみを感じた