6年間「小説家になろう」サイトで小説を読み耽ってきた管理人がおすすめするざまぁ系作品をご紹介します。
完結・未完結、メジャー・マイナー関係なく管理人が「良い!」と思ったものを列挙いたします。
パーティーから追放されたその治癒師、実は最強につき
ー ハイファンタジー
管理人の感想
主人公を追放したパーティーはクズの集まりで、主人公の代わりに入った人は可哀想な常識人という構図です。
こういった作品はパーティーメンバーがクズであればクズであるほどざまぁした時の痛快さも増すものです。しっかりクズですので安心して読んでいただけることでしょう。
パーティーメンバーだけでなく受付嬢もクズです。受付嬢にも天誅は下りますが、少し時間がかかりますので忍耐強く読み進めることをお勧めいたします。
あらすじ
一流パーティーの治癒師でありながら、初級のヒールしか使えない冒険者のラウスト。クエストを失敗した八つ当たりでパーティーからの追放を告げられてしまう。パーティメンバーはその後知ってしまう。
鍛えていたラウストの実力は冒険者の中でもトップクラスのものになっており、自分たちのパーティーが一流と呼ばれたのはラウストがいたからだったということを。
作品
信じていた仲間達にダンジョン奥地で殺されかけたがギフト『無限ガチャ』でレベル9999の仲間達を手に入れて元パーティーメンバーと世界に復讐&『ざまぁ!』します!
ー ハイファンタジー
管理人の感想
ガチャから出てくるのは武器に限りません。人間タイプのカードも出てくるので主人公は戦わないのかと思いきや…
カードたちは主人に絶対の忠誠を誓っているので裏切ることはありません。そのため主人への侮りや嘲りに対して怒りを顕わにする場面は胸が熱くなります。
主人公やその仲間たちを侮る敵は度々登場するのでざまぁ不足に困ることはないかと思います。
あらすじ
ライトはパーティーリーダーからいきなり追放宣告を受ける。彼らは『ますたー』という存在を探し、自国に取り込むのが目的だったのだ。 ライトはギフト『無限ガチャ』という、『ますたー』が所持していそうなギフトを持っていたため目を付けられていた。
ライトは『種族の集い』に殺されかけた際、ダンジョン内部にランダムで飛ばされる『転移陣』を踏み一命を取り止めたかとおもいきや、地下深くでLV1000の神話に登場しそうな魔物に襲われる。 ライトは『無限ガチャ』によって運良くSURカード『レベル9999探求者メイドのメイ』を引き当てる。彼女によってライトは命を救われる。
作品
特級探索師への覚醒 ~蜥蜴の尻尾切りに遭った青年は、地獄の王と成り無双する~
ー ローファンタジー
管理人の感想
率直にいうとざまぁ成分はやや薄いです。しかし!圧倒的にストーリーが面白いです。
ざまぁを探しに来た人でもついつい読んでしまう面白さがあります。
ピッコマの代表作品「俺だけレベルアップな件」と似ている部分があります。それは、主人公は別空間でとある指令を受け、クリアすると報酬がもらえるといった設定です。
主人公はどんどん指令をクリアしていきグングン強くなっていきます。
この記事を書いている最中に第5章の更新が開始されました!!
シーカーオリンピアという如何にも主人公が圧倒的な活躍をできそうなイベントからのスタートです。
あらすじ
天城テンジはプロ探索師を目指していた。ある日、荷物持ちアルバイトの役割で参加した御茶ノ水ダンジョン探索で、『生贄』としてモンスターの前に置き去りにされてしまう。
死に際の後悔に溺れていたそのとき、少年は未知の等級を持つ能力【特級天職 獄獣召喚】に目醒めた。
おっさんはうぜぇぇぇんだよ!ってギルドから追放したくせに、後から復帰要請を出されても遅い。最高の仲間と出会った俺はこっちで最強を目指す!
ー ハイファンタジー
管理人の感想
主人公のラベルは周りの大物たちからは認められているものの、自身や若いものたちからの評価は低いです。
しかし、ギルドの追放をきっかけに新しい仲間をみつけたり、ギルドを新設したりとメキメキと頭角を現します。
「一撃で倒す」というよりは「巧く倒す」系です。人によっては爽快感には欠けると判断されるかもしれませんが、俺tueeeに飽きを感じている方にとっては新しい興味への扉を開くきっかけになる作品かと思います。
あらすじ
ラベルは荷物持ちとして冒険者に付き添い、何十年とダンジョンに潜りつづけた。おっさんと呼ばれる歳となっても冒険者になる事を諦めてはいなかった。
ある日、パーティーメンバーだった仲間の裏切りに合いラベルはギルドから追放されてしまう。途方に暮れるラベルは、幾つものパーティーから捨てられ続けたリオンという少女に出会う。2人でダンジョンに潜る事となり、ラベルが実は破格の効果を持つ補助系スキルを覚えていたことに気づく。
ラベルがとてつもない勢いで活躍する一方、ラベルを捨てた元パーティーメンバー達は急速に失墜していく事になる。ラベルに戻って来てくれと泣き縋るもラベルからは見向きもされない。
作品
器用貧乏、城を建てる ~開拓学園の劣等生なのに、上級職のスキルと魔法がすべて使えます~
ー ハイファンタジー
管理人の感想
ざまぁ系のテンプレとして、【 追放 → 主人公強くなる → ざまぁ 】の流れが多く、序盤でざまぁが終わってしまいますが、この作品はテンプレはしっかり抑えつつ【 嫌がらせ → ざまぁ 】のサイクルが永遠に終わらない構成となっています。
ざまぁが単発で終わってしまうことに不満を感じている方々にとっては満足のいく作品なのではないでしょうか。
あらすじ
レオピンは王立開拓学園に進学するも、能力開花の儀式においてレオピンに与えられたステータスは悲惨なものであった。器用さ以外に全く取り柄のないレオピンはクラスから追放されてしまう。 レオピンは落ちこぼれのクラスに入れられてしまう。
しかし、与えられたスキル「器用貧乏」がなんでもこなせるだけの力を秘めていることに気づく。「器用貧乏」の力でレオピンが活躍する一方、レオピンを追放したクラスメイトたちはレオピンの能力を目の当たりにして追放を後悔することになる。
作品
落ちこぼれだった兄が実は最強〜史上最強の勇者は転生し、学園で無自覚に無双する〜
ー ハイファンタジー
管理人の感想
勇者であるユージーンが転生する肉体であるユリウスがいじめられていた背景があるため「ざまぁ」に分類されるわけですが、読者の視点としてはユージーンが転生してからの物語なので、ヘイトを溜めずざまぁだけを見ることができるようになっております。
上記の観点からざまぁだけを見たい人にはおすすめですが、「ざまぁは不遇時代のストレスあってこそ!」と考える方には合わないかと思います。
あらすじ
史上最強の勇者であるユージーンは魔王を討伐した後、貴族の息子ユリウスとして転生した。転生するまでは優秀な双子の弟と比べられ、婚約者を寝取られ、周りから無能と蔑まれていた。ユージーンは2度目の人生を気ままに過ごすことを決意する。
その世界は勇者のいた時代から2000年後の未来であり、魔法も剣術も、著しくレベルが低下していた。ユージーンは魔法や剣術が衰退した世界で最強の力を振るう。
作品
雑用付与術師が自分の最強に気付くまで 〜迷惑をかけないようにしてきましたが、追放されたので好きに生きることにしました~
ー ハイファンタジー
管理人の感想
主人公は壊れています。それは元々の性質だったり、能力によるものであったりするのですが、似ている設定の作品としては「リワールド・フロンティア-最弱にして最強の支援術式使い〈エンハンサー〉」が挙げられます。自身を強化することができるが、脳に大きな負担を強いるパターンです。
この手の作品の主人公の傾向としては「卑屈・謙虚」が代表的で、実際にその通りの性格でありつつ真逆の性質も併せ持っています。管理人としてはこの真逆の性質を主人公が現した時に総毛立ちました。
序盤は明かされていない真実が多いので、最初のテンプレを抜けたその先こそが作品の見所といえるでしょう。
あらすじ
「人に迷惑をかけないこと、目立たないこと、そして出来れば役に立つこと」
それが付与術師ヴィム=シュトラウスの信条だった。新進気鋭の冒険者パーティー「竜の翼」のあらゆる雑務を一手に引き受けサポートに徹していた。
ある日、階層主との遭遇によって「竜の翼」は壊滅的なダメージを受けた。パーティーを守ろうとしたヴィムは単騎で階層主の撃破に成功する。称えられるほどの功績をあげたにも関わらず、己の立場を守ろうとしたリーダーによりヴィムはパーティーを追放された。
途方に暮れるヴィムだったが、むしろこの出来事は最強の戦士が世に放たれるきっかけだった。
作品
勇者パーティーを追放された精霊術士 〜不遇職が力を授かり覚醒。俺にしか見えない精霊を使役して、五大ダンジョン制覇をいちからやり直し。幼馴染に裏切られた俺は真の仲間たちと出会う〜
ー ハイファンタジー
管理人の感想
クズ勇者によるテンプレの追放系かと思いきや、すべての因果はひとりのヤンデレ女に集約されます。
序盤は追放したパーティーメンバーたちを嫌いになると思いますが、最終的には「これはちょっと…」というほどの目に遭います。
正直、作者様の精神状態を心配してしまうほどサイコパスが溢れています。怖い話が好きな人にとってはうってつけの作品かと思います。
主人公は順調に強くなるのでご心配なく。
あらすじ
無数にあるダンジョンの中に特別なダンジョンが5つある。5大ダンジョン全てを踏破した者はどんな願いでも叶う、と言われており、ラーズもそれを目指す一人だった。
ラーズは仲間を集め「無窮の翼」を立ち上げ、記録を大幅に塗り替えるスピードで次々とダンジョンをクリアした。
数十年に一人というレアではあるが、不遇職の精霊術士であるラーズは3つ目のダンジョンを攻略中、ラーズは唐突にクリストフから追放を告げられる。
落ち込んでいたラーズだったが夢の中で精霊王に出会い新たな力を授かる。集まってくれた仲間たちとともにラーズは快進撃を続ける。一方の「無窮の翼」は、ラーズがいなくなってからどんどん落ちぶれて行く。
追放されたS級鑑定士は最強のギルドを創る
ー 完結済み
ー ハイファンタジー
管理人の感想
幼なじみと立ち上げたギルドから追放されるパターンです。一見テンプレか?と感じる方もいるでしょうが、バトル系の他作品と異なる点として主人公は戦闘能力を有していません。その代わりに、他人の得意分野を鑑定する能力があるため追放されてからも優秀な仲間を次々と見つけていきます。
序盤では追放されたギルドのライバルギルドにスカウトされて、ライバルギルドの弱小メンバーたちをとんでもない強さに引き上げてざまぁを決行し、次の舞台では自身のギルドを創って全く別の場所で別のざまぁを決行します。
既に完結済みであるため、以降の物語を読む機会は失われてしまいました。しかし、まだまだ続けられそうな終わり方だったので、当ブログから作品を知る方々が増え、また続きを書いていただけるようなことがあれば望外の喜びです。
あらすじ
鑑定士であるロランは、ギルド長ルキウスからの一方的な嫉妬によって所属していたギルド「金色の鷹」を追放されてしまう。
打ちひしがれるロランだったが女魔導師リリアンヌと一緒にルキウスに一泡吹かせることを決意し、ギルドを立ち上げることに。
やがてロランの鑑定スキルによって才能を見出された者達は、最強のギルドを作り上げていくことになる。
作品
落ちこぼれ国を出る〜実は世界で4人目の付与術師だった件について〜
ー ハイファンタジー
管理人の感想
貴族の長男に生まれるも才能がなくて追放されるパターンです。
こういう時は大概全員に侮られたりするものですが、弟やメイドは主人公のことを慕っています。管理人的には良い人が多い世界という印象です。
そのため、地獄の苦しみみたいなものを味わうことなく割と最初からうまくいくのでライトな気持ちで見ることができます。
サブタイトルにもある通り、世界に4人しかいない付与術士なので偉い大人たちが必死で主人公を取り込もうとする姿が痛快です。
あらすじ
斉藤甚九郎はトラックにひかれて目が覚めると、公爵家の長男、ジンクに転生していた。 将来は公爵家を継ぐ立場の彼だが、落ちこぼれ故に濡れ衣を着せられて国外追放される事が決まってしまう。
しかし、ジンクは類まれなる剣と魔法の才能を持ち、さらには世界で3人しか保有者がいない超レアスキルを持っていた。