レビュー

【なろうレビュー】モブ高生の俺でも冒険者になればリア充になれますか?

おすすめ度


感想

ローファンタジー小説を探していたときに当作品に出会いました。

日本に突如迷宮が出現し、人々はモンスターが倒された後に落とすカードを使って迷宮に挑むというお話。

カードには倒したモンスターが宿っており、迷宮内でだけ召喚できます。

モンスターは人型もいれば獣型もいますが、主人公は女性の人型モンスターのカードを集めています。
モンスターカードは一般に販売されており、特に女性の人型モンスターは大人気。

特定の女性の人型モンスターカードを1枚購入しようとすると500万円なんて当たり前。
主人公のような学生には手が出せない値段になります。

そこで主人公が手を出したのがランダムに10枚のモンスターカードが入った100万円のカードパック
大抵の人間が後悔する賭けに主人公は挑み、そして…

主人公が他の冒険者と違うのは、カードの育成に力を入れるというところ。
それまでカードの育成を重視した冒険者はいなかったため、主人公は世界的に初めてとなる発見をすることで注目を浴びることとなります。

当作の見所の一つとして、迷宮の探索というだけでなく冒険者同士のカードバトルがあります。
身の危険が無いカードバトルですが、参加するリスクとしてカードの「ロスト」という現象が挙げられます。

ロストというのはカードが使えない状態になること。
ただしロストしても復活させる方法が用意されており、この設定があるおかげで熱い展開が生まれます。

管理人は主人公とカードたちの熱いやりとりに何度も涙を流しながら一気に最新話(第五章第十話)まで読んでしまいました。

現在作者の百均様が体調不良によるスランプになられたとのことで、更新が止まっている状況ですが管理人はいつまでも復活を待ち続ける所存です。

ちなみに、内容を箇条書きにするとこんな感じです。

  • 日本に迷宮出現
  • カードでモンスターを召喚
  • 冒険者
  • 迷宮探索
  • カードバトル

あらすじ

ある時より迷宮が現れ、モンスターが湧き出すようになった平行世界の日本。当初は新たな災害でしかなかったはずの迷宮は、迷宮が生み出す貴重な資源とモンスターが落とす“カード”の存在により一転、一攫千金の舞台へと変貌した。
モンスターを自在に召喚することができるモンスターカード、カードの力を持って迷宮を攻略する冒険者、その様子を配信するダンジョンTV、モンスターを戦わせるコロシアム……。それらは人々を熱狂させ、いつしか冒険者は人々の憧れの職業となっていた。
モブキャラの高校生・北川歌麿は、同じモブキャラだったはずの友人が冒険者になった途端クラスカーストのトップに食い込んだのを見て、自分も冒険者になることを決める。
歌麿は、皆に自慢できるレアカードを手に入れるため一回百万円の狂気のガチャに人生を賭けるが――?

ここが最高!

カードとの熱い絆

主人公の育成方法の特別感

カードパックのワクワク感

偉そうに言って良いのなら…

●特になし